2020/09/26

5歳児と見る映画

先週、アガサ・クリスティー原作の映画「ナイル殺人事件」を見た。

今年公開予定のケネス・ブラナー氏監督のものではなく、

1978年公開版の方。


実は、これ子供の時に母に連れられて見に行った。

「ナイル殺人事件」を見たということは鮮明に覚えている。

殺人事件。

当時私は5歳か6歳ということになる。

殺人事件。


話の内容は全然覚えていないけれど、

1シーンだけ、男の人が洗面所にいるとヘビがいて驚くというシーンだけは覚えていた。

映画を見終わった後も母親に「ヘビがいたね」とさかんに言った覚えがある。

たぶん、そのシーンしか理解できなかったのではないかと思う。


40年以上ぶりにみた「ナイル殺人事件」はとても面白かった。

まずキャストが豪華。ミア・ファローにマギー・スミス、ジェーン・バーキン

唯一覚えていたヘビのシーンはヘビではなくコブラだったけれど、

ちゃんと私の記憶通りだった。


母親は、未就学の子供を連れていくほどこの映画を見たかったのだろうか。

ミア・ファローとか見たかったのだろうか?可愛いよね。

と思い、母親に聞いてみると

覚えてないけどー、たぶん子供向けの映画と同時上映だったんじゃないかなー?

と言っていた。

翌日、どうやら私の兄が母親からその話を聞いて調べたらしく

「ナイル殺人事件」はルパン三世と同時上映だったらしい。


私としては、未就学の子供が一緒でも「ナイル殺人事件」を見たかった母親

という設定の方が好きだった。



今年も雨の日はトンボがブルーベリーの木にやってきます。


















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