2011/08/21

「鳥と花の贈りもの」

まずこの本の可愛らしい表紙に惹かれました。




















いろいろな鳥のエピソードがとても温かい視点で書かれています。
愛情というよりむしろリスペクト。
文章の至るところからそんなことを感じます。

文は串田孫一さん、写真は叶内拓哉さん。
別々の二人によるものなのですが、内容と写真が絶妙に合っていて「どうやったんだろう?文章が先でそれから内容にあった写真を撮ったの?それとも写真が先?」と読みながら何度も思いました。

そして私を惹き付けたこの表紙の可愛らしい鳥たちが串田孫一さんによって描かれたと知り、更に好きになりました。

私のお気に入りは「春景」という雀のお話です。