2007/07/13

カメリアの記憶


我が家の玄関の前にはわりと大きいカメリアの木があります。


去年の3月にこの家に引っ越してきた時、すでにつぼみがたくさんついていて花が咲くのを楽しみにしていました。去年も今年もだいたい同じ時期の6月くらいからボチボチと花が開き始めました。


最初はいいんです。すごく可愛らしくて。


それが月日を追うごとに、花は狂い咲き、毎朝たくさんの花が木の回りに落ち始めます。

拾っても拾っても翌日にはまたたくさんの花が落ちています。


このカメリアが満開の頃、私はこのカメリアが憎らしくなってきます(笑)。


去年、カメリアが狂い咲いていた頃、オットのお兄さんがうちに遊びに来ました。

彼はそのカメリアに興味をしめしたので、私が「最初はキレイでよかったんだけど、毎日花が落ちて散らかすので今はもう軽く憎んでる」なんて言って彼は笑っていました。


それから、人の記憶とは勝手なものでこのカメリアを見るとそのお兄さんのことを思い出します。


彼は今日本で仕事をしているのですが、いつも玄関の前のカメリアを見ると「お兄さん元気にしているかなー?」なんて彼のことを思います。


そして今年もこのカメリアの満開に合わせるかのように今週お兄さんが休暇で日本からブリスベンにやってくるのです。
会うのがとても楽しみ!!日本語話せるようになったかなー?


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