ゴールデンウィークに仙台から電車で福島へ行ってきました。
目的は福島県立美術館のアンドリュー・ワイエス展です。
昨年の暮れにテレビでこの特別展のことを知って、ずっと楽しみにしていたものでした。
私はアンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」くらいしか知らないまま行ったのですが、非常に心に残る時間を過ごすことができました。
今回の特別展では、1枚の絵が完成するまでにワイエスが描いた習作も数点展示されていました。
完成品では背景になっているものがある習作ではその絵のメインになっていたり、1枚の絵ができるまでのワイエスの興味の移り変わりなどを見ることができて興味深いものでした。
私のお気に入りの1枚は「アルヴァロとクリスティーナ」。
アルヴァロとクリスティーナが亡くなった後に、アルヴァロがブルーベリー摘みに使っていた桶や、クリスティーナがいつも過ごしていた部屋へつながるドアなどを描いたものなのですが、ワイエスの二人への暖かい想いが伝わってくるようでいつまでも見ていたいような気持ちになりました。
お土産に買ってきたこの本でいつでも「ワイエスの世界」に浸ることができます。
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