2009/06/06

ケーキ作りのトラウマ

以前も紹介した我が家でよく登場するキャロットジンジャーケーキ
今回は初の試みでクリームチーズのアイシングを載せてみました。




















いつもこのケーキを食べる時はホイップした生クリームを添えて食べるのですが、毎回食べるたびにホイップしていると洗い物も増えるしなにより面倒くさい ヽ(`Д´)ノウワァァァン!
かといって、ホイップした生クリームを冷蔵庫で保存しておいて食べると、2回目からは生クリームが水っぽくなってしまって非常に残念な感じなんです。

なので、donna hayのレシピにあったアイシングを作ってみました。これなら気軽に食べたい時にケーキを食べられてオットも私も幸せです。

ケーキを作っていると、いつも思い出す出来事があるんです。

オーストラリアで一番最初に暮らしたのはちょっとroughな感じの住人が多いアパートでした。
そこでようやく生活が落ち着いてきて、ケーキを作ろうと思う心のゆとりができ、一人でケーキを作り始めました。
生地になる材料を混ぜて、型に流します。
生地には混ぜている時に空気が入ってしまっているので、それを抜く為に「キッチンベンチなどに型をトントンと落とす」とレシピに書いてあった通りにトントンと始めたら、上下左右どこの人かはわかりませんが壁をドンドンと叩いてきます。
一瞬手を止めましたが「なんだったんだろう?」と思ってまたトントンと始めると、また今度はさらに強い音でドンドンドン!と壁を叩かれました。
2度目で「あ、私の音がうるさかったから騒いでいるんだな」と気付きました。
ま、roughなアパートなのでそんなもんです。

あれからもう5年ほど経つのですが、今でもケーキを焼く前に空気を抜く段階になるとあの出来事を思い出します。
あの日以降、空気を抜く時はキッチンベンチに型を落とすのではなく、私の手の上で型をジャンプさせます(ちょっとピザの生地を天井に向かって投げて伸ばす時のような感じです)。

今日もケーキを作りながら思い出した出来事でした ( ゚Д゚)トラウマー