父の一周忌を迎えました。
この一年、私なりに父の死と向きあってきました。
亡くなって間もなく、手続きのため取り寄せた私の戸籍謄本と父の除籍謄本を見ながら親と子について考えました。
私の出生届は父によって出されています。
「出生同月○○日父届出入籍」
その一文を見ているだけで、
お父さんはどんな格好で役所に行ったのかな?
窓口の人にきっとくだらない冗談でも言って笑わせたんだろうな。
・・など今の私よりも若かった父の姿を思い浮かべます。
そして、父の死亡届は私の兄によって出されました。
出生届と死亡届。
親と子のそれぞれの大切な役目の一つなのだと思います。
「親が死に 子が死に後で 孫が死に」
以前職場の上司に教えられた小林一茶の句を心でかみしめます。