「へぇ~なるほどね~」と感心してしまうような英語の表現って結構ありますよね。
言葉ってすなわちその文化を学ぶことですからね。とても奥深いです。
オーストラリアで暮らし始めた頃に覚えた表現に「honest mistake」というのがあります。
直訳すると「誠実な失敗」。
日本語では「わざとやったわけじゃない」「悪気があったわけではない」という感じでしょうか?
本人は誠実に対応していたけれども、結果として失敗をしてしまった・・というような「いい訳」で、ミスした誰か、もしくは自分自身をかばう時に使います。
英語って「守る術」を持った言葉だなと思いました。失敗してもなお自分の「誠実さ」だけは咄嗟に主張しちゃうんです。
でもどんな失敗でも「honest mistake」で逃れられるわけではありません。
honestな(本当の)「honest mistake(誠実な失敗)」にだけ使わないと、「honestな人(正直者)」だと思われなくなってしまいます。
実は、以前オットのワイシャツを作った際にうっかり片袖を反対向きに付けてしまいました。
Oops! ....honest mistake~ (..*) ハズカシイ