Lovelyの意向

仕事に行く途中、時々見かける男性と犬がいます。
彼らはいつも同じベンチに座って、私がそばを通り過ぎると
「もうそろそろ行こうか」
と男性が犬に話しかけています。その後もすぐに歩き出す様子は無いので、犬はもう少しここに座っていたいという気持ちを飼い主に伝えたのでしょう。

私もLovelyと同じようなことをします。

Lovelyが私のフリースの中にいる時に、
「そろそろケージに帰ろうか？」
と聞くとそそくさと背中のほうに逃げていきます。「ギー」といかにも嫌そうな声を出すこともあります。

「プープーする？(poo poo＝フン)」とトイレの必要を聞くと、背中には逃げていかずに静かに私の手に包まれてカゴに戻ります。そしてカゴの中で用を済ませると、またワクワクと扉が開くのを待ちます。私は裏切ることなく、またLovelyをカゴから出します。

ある程度の時間をフリースで過ごしてからまた「ケージに帰ろうか？」と聞くと、今度はジッとしています。「もう戻るよ」の合図です。

場合によっては、どんなに嫌がろうが暴れようがカゴに戻すこともありますけど。






「poo pooはなるべくカゴの中でします。時々お外でもしちゃいますけどね・・ﾍﾍﾍ」