ここ数年、自分の人生を振り返っています。
いうほど大袈裟なことではないのですが、自分が嫌いなものについてその理由の確認作業をしています。
なぜなら自分の嫌いな理由が「うちのお母さんが嫌いだからだけだった」ということがわりと多いことに気付いたからです。
例えば夜寝る時に靴下を履くのは嫌いでした。なんだか気持ちが悪いと思っていたんです。冷え性の私は冬は気合で乗り切っていたのですが、寄る年並みには勝てずに思い切ってオットがしているように真冬に靴下を履いてみました。温か~いアンド気持ち悪くなんて全然な~い!ベッドに入る時に靴下を履くことは気持ちが悪いと「思っていた」のではなく、母親がそう言っていたのを聞いてそう「信じていた」だけなのです。
その他には、すしネタとしてのサーモンがなんかイヤ、ファミレスの食事は美味しくない、ビュッフェスタイルの食事は食べた気がしない。お花のカーネーションは好きじゃない。
最近は、なんとなく昔から好きではないものがあるとしっかりとそのものと向き合って、本当に嫌いなのか、それとも嫌いと信じているだけなのか確認作業をすることにしています。
恐るべし母親の影響力。
そんな娘の人生に影響を与えた母ですが、最近サーモンの握りを試してみたら「美味しかった」と言っていました。
何で今まで嫌いだったのかと聞いたら
「なんとなく? ゞ(^。^ゞソレイジョウイワナイデ~」と・・。
「親の言葉を全て鵜呑みにするなかれ」