今まで通ったことのない道をちょっと歩いてみたら、急に目の前に武家屋敷のような壁が!!
中を見ると、古くて大きくて立派な木造のお屋敷の隣には蔵が、そしてそれに並んでもともとは工場か何かだったんだろうと思われる大きな建物があります。
すごーい!!
その工場のような部分はもう使われている様子はないのですが、お屋敷のほうにある入り口とは別に、その工場用の大きな扉もあります。
どんなご商売をしていたんだろう。どんな人が住んでいるんだろう。
この工場が稼動していた代からこのお家に仕えていた人が今でも働いていたりして・・。
高い門の向こう側の様子とまだ工場が使われていた頃に人々が働く様子を想像してみます。
週末にオットを連れてあらためて見てきました。
オットも「Wow!!」と感動してくれてなぜか私も満足(笑)。
二人でああだこうだと言いながお宅拝見をしていると、一台の車がそのお宅に帰ってきて、今となってはどうしてそんな勇気があったのかわからないのですが、私はその車から降りてきた女性に声を掛けました。
「あの~、すみません。いつもステキなお宅だな~と拝見しておりました~。こちらは何かご商売をされていたんですか?」
その女性はご親切にいろいろと教えてくださいました。
こちらのお宅は大正時代に建てられたそうで、今も一つ隣の通りにあるお味噌とお醤油のお店をやっていらっしゃるそうです。今は店舗とお屋敷の間にはたくさんの住宅が建っていますが、もともとは店舗とお屋敷が続いていたそうです。昔は間口によって税金を掛けられたため、店舗から住宅部分まで細長く”うなぎの寝床のように”土地を利用されたんだとか。その店舗の方は、少し前に都市景観賞という賞を受賞されたそうで、時々一般公開などもされているとのことです。
その女性は「三代続くと相続税で”ゼロ”になるって言われているからね、どこまでいけるか・・」と冗談交じりでおっしゃられて、私は「頑張ってください!!」となぜか激励をして帰ってきました。
帰りにもちろん店舗のほうも見てきましたが、こちらもステキです。
あ~、ますますご近所が好きになってしまった。
今度あのステキなお店からお味噌を買ってみようと思っています。
2 件のコメント:
すごいですね、そのお屋敷も家の歴史も!さすがは日本!!と、誇らしく思ってしまいました。
おしょうゆとお味噌屋さんなんて、すてき。ごはんとこの2品があれば、私はおかず無しでも生きていけます!!
>nackyさん
このお屋敷の他にも同じくらいの時代のものと思われるお家はいくつかあるんだけど、やっぱりこのお屋敷は格別。
最近わざわざこのお屋敷を見るために、通勤ルートを変えました(笑)。
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