幸い家族も全員無事で、家もあります。今朝Lovelyもペットホテルから戻ってきて、今はずいぶん落ち着きました。怖かったね、Lovely。
パリに旅立ったその日に起きたことでした。
私たちが朝にいた仙台空港は午後の津波でメチャメチャになりました。
ホリデーどころではなくなり、予定を切り上げることも考えたのですが、状況がわかるにつれて日本についても東京から仙台に帰るのが難しそうなことがだんだん判ってきて、
「Stay where you are」(今居るところに留まったほうがいいですよ)
パリのホテルで見ていたBBCニュースで繰り返し言われていたその言葉に従うことにしました。
日本に戻って携帯のスイッチを入れると、たくさんの友人からの生存確認のメールがきていました。中には家族が津波から走って逃れた人、まだ家族と連絡が取れていない人、そして大切な家族を亡くした人。急に今回の震災が自分にとって身近な痛みとなりました。
少し時間は掛かると思いますが、一日も早くまた街がそして人が元気を取り戻せることを願っています。
今回の震災で辛い思いをされている方々に、お見舞いを申し上げます。
そして、犠牲になられたたくさんの方のご冥福を心よりお祈りいたします。