2011/03/20

震災で学んだ「飼い主の責任」

普段私たち夫婦が旅行に行く時Lovelyのことは実家の母に頼んでいくのですが、今回のフランス旅行は期間も長めとあり母への負担などを考えてペットホテルにお願いすることにしました。 実家の母は「Lovely預かるよ~」と言ってくれたのですが、なんとなくペットホテルに心は決まってました。

そしてこの震災です。

地震でライフラインは全て止まりました。
ペットホテルも例外ではありません。

まだまだ寒い仙台の3月はLovelyの暖房が欠かせません。
湯タンポにはお水、お湯を沸かすにはガス、ヒーターには電気が必要です。

ペットホテルのオーナーさんはたまたまプロパンガスを持っていたので、地震直後からお湯を沸かすことができたそうです。うちで預けていた小さな湯たんぽ2つと、オーナーさんが持っていた大きな湯たんぽ、そしてペットボトルなどを使い暖をとり、毛布でLovelyのカゴを包んでその周りにダンボールを巻いて下さったそうです。プロの方たちだからこそ、そういう準備ができていて、実行することができたのだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


実家の母は、地震発生から2日間は避難所で生活をしました。もちろんそこにLovelyを連れて行くことは困難で、もしも今回母にLovelyを頼んでいたらどうなっていただろう・・と考えると苦しくなってきてしまいます。

そして、これまで安易に・・本当に安易に実家の母にLovelyを頼んでいたことが、飼い主として、Lovelyにとって、そして実家の母に対してもとても無責任なことだったということに気づきました。

とりあえず今は地震で恐い思いをしたLovelyをひたすら甘えさせてあげようと思っています。



ペットホテルから帰ってきてしばらくは興奮気味でしたが、昨日からは昼間もたくさん寝ています。