知り合いから聞いた話が、私の心に残った。
ある80代の男性には、100歳を超えるお母さんがいた。
そのお母さんは、ずっと大きな病気もなくボケることもなく
元気に暮らしていたそうだ。
そのお母さんが肺炎を患い入院し、
ある時息子に
「いい人生だった。
でもお父さんが待っているからもう行かなくちゃ」
と言う。
息子は「何言ってるの。また元気になって」と励ましたものの、
お母さんは、自分にはお父さんが見えていて、
もう行くのだと言い張った。
そしてお母さんは翌日亡くなった。
何をどう感じるかは自由だと思う。
私は、この話を聞いてhappy endingだと思った。
うまく言えないけれど、少し気持ちが楽になった気がした。