先週、アガサ・クリスティー原作の映画「ナイル殺人事件」を見た。
今年公開予定のケネス・ブラナー氏監督のものではなく、
1978年公開版の方。
実は、これ子供の時に母に連れられて見に行った。
「ナイル殺人事件」を見たということは鮮明に覚えている。
殺人事件。
当時私は5歳か6歳ということになる。
殺人事件。
話の内容は全然覚えていないけれど、
1シーンだけ、男の人が洗面所にいるとヘビがいて驚くというシーンだけは覚えていた。
映画を見終わった後も母親に「ヘビがいたね」とさかんに言った覚えがある。
たぶん、そのシーンしか理解できなかったのではないかと思う。
40年以上ぶりにみた「ナイル殺人事件」はとても面白かった。
まずキャストが豪華。ミア・ファローにマギー・スミス、ジェーン・バーキン!
唯一覚えていたヘビのシーンはヘビではなくコブラだったけれど、
ちゃんと私の記憶通りだった。
母親は、未就学の子供を連れていくほどこの映画を見たかったのだろうか。
ミア・ファローとか見たかったのだろうか?可愛いよね。
と思い、母親に聞いてみると
覚えてないけどー、たぶん子供向けの映画と同時上映だったんじゃないかなー?
と言っていた。
翌日、どうやら私の兄が母親からその話を聞いて調べたらしく
「ナイル殺人事件」はルパン三世と同時上映だったらしい。
私としては、未就学の子供が一緒でも「ナイル殺人事件」を見たかった母親
という設定の方が好きだった。
今年も雨の日はトンボがブルーベリーの木にやってきます。
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