2011/08/04

「青葉城恋唄」の思い出

仙台で暮らしていると「青葉城恋唄」はとても身近な存在で、特に仙台七夕の時期になると街のあらゆるところでこの歌を耳にします。仙台七夕は毎年8月6日~8日なのですが、今年は震災の影響もあってか、七夕を盛り上げようとする思いが強いようで、「青葉城恋唄」やその他いつもの七夕の音楽が8月に入ったくらいから街のアーケードで流されています。

「青葉城恋唄」は仙台のきれいな情景がギュッと凝縮されている感じがして私は好きです。

私にはこの歌を聞くたび思い出す1人の男性がいます。

それは昔勤めていた職場の上司です。仙台出身のとてもダンディーな方でした。

何かの話から「青葉城恋唄」の話になった時、
「僕はあの歌を聞いた時、『やられた』と思ったね~。『あの人はもういない』なんてね・・」
とその上司が言いました。
ハハハと笑っていいのか、リアクションに困って上司の顔を見ると、結構真剣な顔。
どうやらその方も作詞などをする方のようで、「青葉城恋唄」に先を越されたということだったようなのです。

その方とはもうずいぶんお会いしていませんが、今年もどこかで青葉城恋唄を聞いて悔しがっているのでしょうか?
~♪ (-"- ) 敵ナガラアッパレ





この歌を聞くと私の心はこの場所に行きます。








広瀬川~。