今回の旅行の一番の目的でもあったのが
「日本民藝館」。
少し前から行きたいと思っていて、
調べたところ西館(柳宗悦の暮らした家)が公開されるのは
月に数回だけど知り、それに合わせて今回の旅行の日程を決めたのでした。
ワクワクと到着したところ、
まだ開館前でこれからスタッフミーティングだと言われ、
椅子のある展示室で待たされる。
なんだか早起きの年寄りのような気持ちになった私たち。
民藝館の中は、撮影禁止。ちぇっ。
こちらが"かの" 西館でございます。
ところで、私は民藝の何が好きなのだろう?
と展示を見ながら考えてしまった。
民藝館に並ぶ陶器や織物など、
その全てをステキと思うわけではない。
やはり柳宗悦が中心となって起こした民藝運動の
日常的な暮らしの中の日用品の中に「用の美」を見出すという、
その精神に共感するのだと思った。
なかなか深い旅となった。
深いことを考えている割には、
チャラチャラと湯町窯の小皿をお土産に買ってきた。
念願の日本民藝館に行けてよかったです。
民藝館のお庭にも咲いていたピンクの花。
東京の住宅街を歩くときによく見かけてなんていうのかと思っていたのだけど、
帰ってきてからそれが「サルスベリ」だと知った。
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