フィグの葉っぱの香りの話をしていて、
私はその瞬間からその香りが嗅いでみたくて仕方がなかった。
そういえばよくインテリアのフレグランスで
フィグの香りがあったと思うけど、
あまり気にしたことがなかった。
次の日から雑貨屋さんでただただフィグの香りを探す日々が続いた。
いくつかフィグの香りのものがあったのだけれど、
ラベンダーでも製品によって香りはさまざま。
果たしてこれが本当に私が嗅ぎたいフィグの香りなのだろうか。
以前、フィグの木をバルコニーで育てていたのだけど、
何年たっても実がならず、処分してしまったのだ。
ばかばかばか。実なんて問題じゃない。
葉っぱの匂いが嗅げればそれでいいのよ。捨てちゃうなんて。
結論。
フィグの木を買うしかない。
葉っぱの香りを嗅ぐためだけに。
届いてすぐに箱をワシャワシャと開けて
鼻を葉っぱにそっと近づける。
うぉっ。結構はっきりとした匂いがする。
フィグの果実の匂いと葉っぱの青さが混ざった、
なんとも独特な香り。好きな香りだった。
苗をバルコニーにおいて部屋に戻るけど、
また気になってバルコニーに葉っぱを匂いに行く。
それを何度も繰り返した。
あー、皆さんに香りをお届けできないのが残念。
もう一回、バルコニーに匂いに行こう。
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