何事も遅すぎることはないと思い、
初めての小津安二郎作品を見た。
「秋刀魚の味」
登場人物の一人がアパートの廊下を歩いてこちらに近づいて登場するシーンで
あ、中井貴一だ。
と思ったら、お父さん佐田啓二だった。
明るいところで顔が見えると、中井貴一とは違うのだけれど、
シルエットは本当によく似ている。
私の母が「お父さんに似てきたわー」と中井貴一をみて言っていたことを思い出した。
初めての小津安二郎作品は、あれ?これで終わり?
と、いう感じだったのだけれど、
翌朝も登場場人物のことを考えたり、
とても美しかった映像の構成など、映画のことが頭から離れない。
世界中の映画監督たちが小津監督をリスペクトしている理由が少しわかったような気がした。
せっかくだから翌日「東京物語」も見てみた。
これもこれで良かった。
次は麦秋を見る予定。
今週はかぼちゃを使ったスパイスケーキを。
アイシングがとってもおしゃれ。
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