わが街の美術館は、現在改装工事のため休館中なのですが、
休館前最後に行った時、美術館が所蔵する「洲之内コレクション」について
初めてきちんと認識することができ、また見に行くことを楽しみに思いました。
特に私の心を掴んだのは、洲之内徹氏による収集した美術品についてのエッセイの一部が紹介されていたことでした。
本屋さんをパトロールしていて、平積みされた本に見覚えのある絵を見つけました。
わが街の美術館で見る絵です。
そして「洲之内徹ベスト・エッセイ」の文字!
こ、こ、これは・・!
洲之内コレクションを知った時に、探したけれど見つけられなかった
洲之内徹のエッセイのベスト版。
「振り返られることが少なくなった異才の随想を、稀代の美術評論家・椹木野衣が選りすぐったコレクション。」
とのことで、2024年5月に刊行されたようです。
震えましたよ。
見覚えのある絵を洲之内氏が所有することになった時のエピソードや、
その時代背景なども知ることができて、ワクワクします。
そして、色々と理解した上でまた洲之内コレクションを
見に行くのが楽しみで仕方がありません。
これは休館中のとっても正しい過ごし方だと思います。
洲之内コレクションとこのエッセイ集のことを
誰かと語り合いたいのですが、残念ながら周りにいないので
こちらに書かせていただきました。
コロナ後遺症で色々な家事を省略していますが、
週末の手作りケーキは我が家にとって重要であることを再認識しました。
とはいえ、あまり頑張らずにバナナブレッドで。
最高すぎたシナモンアイスクリームを添えて。
(市販のバニラアイスにシナモンを混ぜるだけですけど)
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